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たんぽぽ隊長による健康探検ブログ

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慢性痛
慢性痛というと、一般的には短期間で終わる急性痛に対して、長期にわたって起こり続けている痛みのことを指すと解釈されていることが多いようです。
急性の痛みが、治癒せず期間が長引いてしまっているものが慢性痛という考え方ですね。

しかし、痛みに対する研究がすすむにつれて、慢性痛は急性痛とは違ったメカニズムで起こっていることが明らかになってきました。
つまり、急性痛と慢性痛とでは、まったく別物の痛み現象であるということがわかってきたのです。

通常、急性的な痛みの場合、身体に外から有害な刺激が加わっていたり、体内で炎症や痛み物質などの分泌がなされていたりと、身体の内外問わず、痛みの引き金となるものがはっきりとしているものです。

ところが、慢性的な痛みの場合、実際には痛みを起こすような有害刺激にさらされていなかったり、炎症反応も存在していなかったりするケースが多く、これまで有効なアプローチがなされてきませんでした。

研究によって明らかになった慢性痛のメカニズムは、何かしらの痛みが十分に治癒せずに続いてしまうことがその始まりです。
これは、これまで考えられてきた急性痛が続いたものが慢性痛であるというものと変わりません。
ポイントはその後。
急性痛のように、痛み信号を起こすような刺激が絶えず起こり続けているのではなく、痛みが長い間続くと、痛みのシステムそのものに異常が生じて、痛みの原因がないのに痛み信号を発してしまっている状態が慢性痛の正体のようなのです。

慢性痛は、ゴムなどを絶えず引っ張り続けていると、そのうちもともとの弾力性が失われて、伸びっぱなしになってしまう現象と同じように、痛み信号がある期間、神経を伝達し続けていることで、痛みを起こす引き金が引かれていなくても、その継続性から、信号だけは送り続けられてしまう状態に陥ってしまっているようなのです。

つまり、痛みを伝える神経システムのトラブルが慢性痛ということになるのです。

こうした神経そのもののトラブルに陥ってしまうと、本来であれば痛みを感じないようなわずかな刺激でさえも、痛みを感じてしまうようになります。
痛みを伝える神経線維は脊髄に到達します。
この脊髄には痛み以外にも触・圧覚などの様々な刺激が入力されてきますが、これらはその感覚ごとに、きちんと入力される配線が決まっています。
6層あるうちで、通常は1層から2層は痛覚、3~6層に触・圧覚となっています。
ところが、痛みが続くと本来は3~6層にしか達していない触・圧覚の神経線維が、2層にまで伸びていってしまうようなのです。
これを中枢感作というようですが、こうなると、普段は痛みを感じることのない触覚や圧覚の刺激が、痛みとして中継されてしまいます。
軽く触れても痛いというような状態になりますから、痛覚過敏を引き起こします。

そして、痛み信号が脊髄へ送られると、脊髄反射を介して交感神経や運動神経に命令が送り、患部の血管を収縮させたり、筋肉のを収縮させたりします。
この脊髄反射を介した反応は、痛みがある限り続いてしまいます。
筋肉が過剰に収縮したり、血流が阻害されると、それだけで新たな痛みを引き起こしますから、それをさらに痛みとして知覚して、信号を送り続けていきます。
痛覚過敏によって、皮膚を軽く触れるような刺激でさえも、痛みとして認識されるようになっていると、全て有害な刺激と判断されますから、余計に悪循環に陥ってしまうのです。


痛みが長く続いてしまうと、本来あった痛みの原因が、仮に落ち着いていたとしても、神経システムのトラブルが起こり、慢性痛へと発展してしまいます。

何より、早期の痛みのケアが重要なのです。



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痛み | 09:20:58 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
大変勉強になりました
分かりやすくまとめてあって、慢性痛の仕組みが理解でき大変勉強になりました! 有難うございます(*○´∀`艸)*゜
2008-01-21 月 00:09:59 | URL | コータ [編集]
慢性痛に関係ないかも
慢性痛かどうかわかりませんが、4~5年前から朝起きると指が曲がったままで伸びないかったり、
指を伸ばそうとすると引っかかりを感じかして痛みもありました。
時折人差し指や中指にも起こり、痛みもひどくなってきていましたが、炎症や痛みの緩和にいいと
友人にもらったのが、キャッツクローという薬用植物のカプセルで、毎食後2カプセルずつ飲み続けて
1ヶ月くらいで指の関節がスムーズになり痛みも無くなってきました。
健康食品だそうですが、私には良かったようです。
私が飲んだキャッツクローは、天然純粋100%のもので、副作用もないとのことでした。
慢性痛でお悩みの皆さまに効くかどうか解かりませんが、一応情報として書いてみました。
ちなみにキャッツクローのメーカーは、覚えておりません
2008-03-05 水 14:39:25 | URL | ホオジロ [編集]
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