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たんぽぽ隊長による健康探検ブログ

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先人に学ぶ
貝原益軒が記した養生訓という本があります。
この本は1713年に出されたものですが、現代社会を生きていくうえでもおおいに参考になる記述が非常に多いんです。
ということで、今回はこの本から、いくつか引用しながら、『元気に生きる』ということを見つめなおしてみたいと思います。

まず、この本の中には「人生の楽しみ方」が書かれています。
益軒いわく、その「楽しみ方」には、以下の3つの面があるというんですね。

 ①「道」を行い「善」を楽しむこと
 ②病なく快く楽しむこと
 ③長寿の楽しみです。

益軒はこ「三楽」をいかなる金銀財宝の富や名誉の貴さよりも優れたものとしています。

また「長寿」もただ生きていればいいということではなくて、「欲をすて謙虚に、畏敬の念を忘れずに生きる」ことが大切だと説いておられます。
時代的に考えても、この本を出した当時、益軒は84歳だったようですから、説得力はかなりのものですね。

そして、この本に書かれている内容が、現代において改めて見直されているには、そこに何か「生きる」ということの普遍の価値や味わいがあるからなのでしょうね。

それでは、以下養生訓より抜粋。


人生の三楽 
およそ人間には三つの楽しみがある。ひとつは道を行ない心得違いをせず、善を楽しむこと。二つは健康で気持ちよく楽しむこと。三つは長生きして長く久しく楽しむことである。いくら富貴であっても、この三つの楽しみがなければ真の楽しみは得られない。それゆえに富貴はこの三楽に入れていないのである。もし、善を楽しまず、また養生の道を知らないで、身体に病が多く、短命となる人は、この三楽を得られない。
人として生まれたからには、この三楽を取得する工夫がなくてはならない。この三楽がなければ、どのような富貴であっても楽しめないのである。


養生の心がけ 
何事にも勤勉で努力すれば、かならず効果がある。たとえば、春にまいた種を、夏の間によく養えば、秋の収穫が多いようなものである。
人の健康についても同様で、養生の術を学び持続して実行すれば、身体壮健にして病むことなく、天寿をたもち長生きして、長く楽しむことは必然であろう。これは自然の理であって疑ってはならないのである。


身体と運動
毎日少しずつ身体を動かして運動するのがよい。同じ場所に長く座っていてはいけない。食後の散歩は特に必要で、庭の中を数百歩静かに歩くだけでもよい。雨の日には、室内を何度もゆっくり歩くがよい。こうして毎朝毎晩運動すれば、鍼・灸を使わないでも、飲食はすすみ気血の滞りがなくて病気にかからない。鍼・灸をして熱い思いや痛みに耐えるよりも、先に言ったような運動をすれば、痛い思いもせずして楽にして健康をたもつことができよう。


養生法の要点
養生の道は多言を必要としない。
実行することは、ただ飲食を少なくし、病気を助長するものを食べず、色欲を慎み、精気をもらさず、怒り・悲しみ・憂い・思いなどの感情に激しないことである。
心を平静にして気を和らげ、言葉を少なくして無用のことを言わないで、風・寒・暑・湿・の外邪を防ぎ、またときどき身体を動かし、歩行して、だらしなく横になって寝ることをせず、食気の循環をよくすることだ。これが養生の大切な点である。


同じ姿勢や動作を避ける
長い時間歩いたり、長く座り続けたり、立ったり、横になったり、語り続けるのは良くない。これは長時間、同じ動きをすると気が減るからである。また長い期間、安楽に過ごすと気がふさがって循環しなくなる。減るのもふさがるのも身体によくないのである。


先人の知恵
昔の賢人は、歌を唄ったり手足を大きく動かして踊ることで、心を和らげ身体を動かし、程よい運動をしていた。気を循環させて健康を保っていたわけで、理にかなった養生法だったのである。


身体はいつも動かしておく
人間の心はいつも平静でいなければならない。それに対して、身体はいつも動いているのがいいのである。一日中座っていると、病気にかかりやすくなる。長く立ち続けたり、長時間歩いたりするより、長時間寝ていたり座りっぱなしのほうがずっと害になるのである。


保持と循環
人間の身体は、気が生命エネルギーの根源である。安静にすることによってこのエネルギーを保ち、身体を動かすことで循環させる。保つことと循環を良くすること、この二つをどちらも備えることが必要です。
そのときどきで動と静を実践し、バランスをとること出来を養うことができるのである。


真ん中を保つ
養生の道は中道を行くことにある。つまり、過不足のない状態である。食事なら腹八分目。間違えっても満腹するほどの飽食は避けること。これが中道で、万事このように心がけるべきなのである。


楽しさと養生の関係
楽しみは人間に本来備わっている自然なことである。したがって養生に熱心のあまり、楽しみを失ってはいけません。楽しみを持つことは養生の根本なのである。


いかがですか。
時代を超えて、納得させられることばかりです。

実行することの難しさこそありますが、これらの言葉は、常に心のどこかにとめておきたいものですね。


ちなみにこの「養生訓」、各出版社から多数出されておりますので、ぜひご一読を。






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健康あれこれ | 00:29:47 | Trackback(0) | Comments(0)
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