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たんぽぽ隊長による健康探検ブログ

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固有感覚のウソ
ゆがみに代表されるような身体のアンバランス。

例えば、まっすぐに立っているつもりでも、腰が丸くなっていたり、肩の高さが左右で違っていたり。

これって、鏡を見たり、他者から指摘されて初めて気づかされることが多いですよね。

もちろん、スポーツやダンスなどをされていて身体感覚が、繊細に機能している方は、「ゆがんでいる感じがする」とか、鏡を見なくても感じることもありますが、多くの場合、実際の身体の状態と感覚には、多少なりとも誤差があるわけです。

私たちの身体システムには、自分の身体の状態をその瞬間瞬間でキャッチして、コントロールする働きがあります。

この感覚を「固有感覚(こゆうかんかく)」と言います。

これは、常に関節や筋肉、腱から、いま開いているのか、どれぐらい伸びているのかなどの情報が、脳に送られています。
これによって、たとえ、目を閉じていても、自分がどんな姿勢をしているのか、手足がどんな格好をしているのかがわかるという仕組みなんです。
この感覚は、いうなれば自分自身の身体の動きで生じる感覚ですから、「運動感覚」とも言われています。

この固有感覚(運動感覚)は、普段は無意識に処理されていますが、新しい運動を学習する時、強い意識の元で運動を実施する際に、はじめて意識に上ってきます。

そういう理由から、日ごろ自分の身体運動に注目する習慣のあるスポーツ選手や、身体を使って表現を行うダンサーの方などは、固有感覚に優れていますから、身体のゆがみといったアンバランスにも気づきやすいということになりますし、自分の身体動作などにあまり関心が無い中で生活を送っていると、そこで起こっているアンバランスにも気付けずに放置してしまいやすいということにもなるのです。


全身の関節や筋肉、腱などから送られてくる固有感覚は、小脳へ送られ、脳幹を経由して大脳の感覚野へ伝えられます。
大脳に送られた固有感覚情報は、錐体路という運動神経のルートを通して、身体各部を意図的に動かしたり、修正したりします。
実際に、身体動作を実施する段階においては、視覚や触覚などからの情報をも統合し、具体的な動き・姿勢の状態を組み立て、筋肉への命令を通じて、それが遂行されるのです。
同時に、この動き・姿勢の結果が、新たな固有感覚情報として、再び脳へフィードバックされます。

全身からの固有感覚情報→小脳や大脳での処理→錐体路を通じた運動指令→運動の実施→新たな固有感覚情報のフィードバック

という一連の流れをを強固にして、新しい運動・姿勢パターンを作り出し、定着させるのが、スポーツや習い事で行われている反復練習の姿なのです。

はじめは、大脳で強く意識して行っていた動きや姿勢も、反復を繰り返す中で、ある種パターンが出来上がってしまうと、同じ動きや姿勢を行う際には、無意識下で処理され、実施されていきます。

日常行っているさまざまな動作。
立つ、座る、歩く・・・
これらの動きは、生まれてこのかた、どれぐらい繰り返されてきたのでしょうか。
慣れ親しんだパターンであればあるほど、たとえそれがどんなものであっても普通のこととして行ってしまう姿がそこにはあるわけです。

もし、日常的なこれらの動作自体が、進退に負担をかけてしまうパターンやゆがみを作り出しやすいアンバランスなものとしてプログラムされ、定着しているものだとしたら?

もともとは、負担もかかり、ゆがみのある動作・姿勢であっても、それが繰り返されるうちに、慣れ親しんだものとなり、大脳では意識されず、一見楽なパターンの運動・姿勢と認識してしまいます。
負担やゆがみが当たり前の状態が、これこそが本来の自分の姿だと錯覚したまま、誤ったまま刷り込まれているわけです

本来負担がかかる動作も、普通のこと。

背中が丸い姿勢も普通のこと。

ゆがみがある状態を固有感覚は、正確にキャッチしてくれない。
あるいは大脳できちんと処理してくれない。

繰り返されてきたものであればあるほど、固有感覚は生かされなくなってしまうのです。

こうしたアンバランスの癖は、意識には上らずに処理されていますから、逆に、本来身体にとっては負担もかからずに、ゆがみも作りにくい動作や姿勢の方法は、新たな固有感覚情報として、大脳で意識に強く上りますので、感覚的には落ち着かない、無理がかかっている感じ・・・といった認識を受けやすくなります。


だから、ゆがみやアンバランスには、なかなか気付けないのです。

だから、本来負担をかけやすい猫背の癖も、本人的には「これが楽」という矛盾が生まれてしまうのです。




自分のことは自分がよくわかる

というのは、ウソなのかもしれないですね(笑)


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ゆがみと健康づくり | 13:29:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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