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たんぽぽ隊長による健康探検ブログ

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リンパ
リンパの流れが、健康にも、美容にも大事!ということはよく耳にするところですが、血液循環のようにその流れを実感するってかなり難しいものがあります。
血液循環に対しては、血管(主に静脈)そのものを皮膚の上から目で確認できる部分があったり、心臓のドキドキ(拍動)や脈をみたりすることで、その存在は実感しやすいのですが、リンパの流れや、リンパの通り道の管であるリンパ管は、全身に張り巡らされているにもかかわらず、その存在を実感しにくいですよね。

リンパっていう言葉は知っていても、具体的に問われると???という方が多いのも、リンパが身体的な不調によってはじめて、その存在をあらわすという、日常的には影の存在にあるからかもしれません。

そこで、今回はリンパとその働きについて。


ひとことでリンパっていっても、実はあいまいに伝わっているんですよね。

例えば、リンパマッサージというものが、だいぶ浸透してきていますが、このリンパマッサージでターゲットになっているのが、リンパ液の流れ。
一方、カラダの防衛システムである免疫を担当する白血球の中にリンパ球というものもあります。

手や足などにむくみがあって、リンパがたまっているという場合には、リンパ液の流れが悪いということを指し、細菌やウィルスなどの感染によって、リンパが腫れたという場合には、リンパ球の活動によって、リンパ節がふくらんでいるということを指すわけです。

リンパ液もリンパ球も含めて、リンパ系といったりすることもありますが、リンパを知るためには、この二つを分けておくと理解しやすいと思いますよ。

血液は、赤血球に含まれる鉄によって赤い色をしていますが、リンパ液は、やや黄色がかった色をしています。
それは、リンパ液に赤血球が含まれておらず、主に血漿と白血球の一種であるリンパ球から構成されているからなのです。

血液は、骨髄という部分でつくられているに対し、リンパ液は何処からやってくるのかというと、もとは血液からなんです。

血液の中の血漿(けっしょう:血液の液体成分)が毛細血管の壁を通って血管の外に出たものを「組織液」といいます。
この組織液の大部分(80~90%)は再び毛細血管に再吸収されていき、順次入れ替わっていますが、残りの約10~20%が「毛細リンパ管」という管に入っていきます。 この毛細リンパ管に入った組織液をリンパ液といいます。
つまり、血液の液体成分が血管の外に出ると、組織液と呼ばれ、その組織液が毛細血管に戻ると再び血液となり、毛細リンパ管に入るとリンパ液と呼ばれるのです。
ということで、リンパ液そのものは、蛋白質こそやや少ないものの、血漿にその成分はよく似ています。
要は、若干の成分の違いはあっても、身体の体液が、何処にあるのかで、組織液と呼んだり、血漿と呼んだり、リンパ液と呼んだりしているしているということなんですね。

もう少し、説明を加えていくと、体内を流れる血液の量は、男性は体重の8%、女性では体重の7%といわれています。
ちなみに体重60㎏の男性では、約4,800mlの血液が流れていることになります。
血液は、心臓というポンプに押し出され全身をめぐっていきますが、心臓から押し出された血液は、動脈を流れ、酸素や栄養分を身体中の細胞に供給し、細胞が排泄する二酸化炭素や老廃物を受け取って静脈に流れ込み、再び心臓に戻ってきます。
動脈を通る血液は、そこから、全身にはりめぐらされた毛細血管に流れ込んでいきます。
この毛細血管に流れてきた血液の血漿成分が、血管の外へ出て、組織液となるのです。
心臓は、一日に約10万回拍動し、血液を送り出していますが、一日に身体の中に送り出される総血液の量は、約8~10トン。
このうち、毛細血管から出て行く血漿と水溶性の物質は、一日に約20リットルといわれています。
毛細血管から出てきた血漿成分=組織液は、各細胞の隙間ににじみ出して栄養分を届け、同時に老廃物を受け取って、再び毛細血管に取り込まれて静脈に吸収されます。
それは、一日にして16~18リットル。
再吸収されなかった残りの約2~4リットルが、老廃物などと一緒に毛細リンパ管に吸収されてリンパ液となっていくのです。
 
リンパ液は、血液とは異なり、心臓のようなポンプの力を持っていません。
そのため、その流れはとてもゆっくりなもので、時として流れにくくなることもあります。
その流れをつくるのは、動脈の血圧や、体液を引き出すタンパク質と関係している圧力、周辺の筋肉の収縮、それから呼吸運動などです。
そのため、リンパ液の循環は、ある意味で、血液循環以上に、疲労やストレス、気候や体調などにも大きく影響を受けるのです。



リンパの網は体中に、隈なくはりめぐらされています。
リンパの流れは、大きくいうと毛細リンパ管→リンパ管→リンパ節→リンパ管→リンパ本幹→静脈という経路を辿り、リンパ管には、所々にリンパ液の逆流を防止する弁があります。
リンパ管は、血管のように動脈・静脈と、行きと帰りに2ルートがあるわけではなく、帰りのルートの一方通行で、まして、体内の老廃物などを回収する働きもしていますから、逆流されると困っちゃうからなんです。

リンパ管は、最終的には静脈に合流しますが、毛細リンパ管の壁は、蛋白質・脂質・糖・電解質が透過できるので、腸で吸収された脂質や他の栄養分は、リンパを経由して運ばれます。

このように、組織液や栄養分の輸送、老廃物の回収をし、一方で、過剰な組織液の排出機能をも併せもっています。


また、毛細リンパ管壁の透過性は毛細血管壁よりも大きいので、細菌なども通過させてしまいます。万が一、リンパ管に入ってきた異物や細菌などは、途中にはあるリンパ節という関所でリンパ球によって捕らえて、殺してしまいます。
リンパ節は、首やわきの下(腋窩)や脚の付け根(鼠蹊部)といったあたりに多く集中しています。
「リンパが腫れる」というのは、このリンパ節で侵入してきた細菌とリンパ球とが戦争している状態のことで、たとえば足に傷を作ると、鼠蹊部のリンパ節が腫れます。
傷口から入った細菌は、傷の周りに炎症を起こすだけでなく、リンパ管に乗って運ばれていき、鼠蹊部のリンパ節で捕られるからです。
こうして、リンパ節は、生体内に侵入した細菌や異物を血液循環中に入れないため防衛する役目をしているのです。


まとめると、リンパの役割は、

・組織液の輸送と栄養分の輸送

・老廃物の回収

・細菌やウィルスなどの感染から体を守る免疫機能

というもので、その他、血液とともにリンパ液は身体の冷却水の役割も担っています。


このように、とっても大切な役目しているんですよね、リンパって。


ところで、リンパの循環は、血液循環のように、左右対称ではないってご存知でした?

両下肢のリンパ管は脚の付け根(鼠蹊部)に集まってきます。
その鼠蹊部にあるリンパ節を経由して骨盤からのリンパを集めて腰部の腰リンパ本幹となっていきます。
この腰リンパ本幹に腸からのリンパを集めた腸リンパ本幹が合流します。 腸からのリンパは腸からの栄養分である脂肪分を沢山含んでいるため乳白色をしています。
このため、この合流点を乳糜槽(にゅうびそう)と呼びます。
このリンパ本幹は胸管(きょうかん)となって胸の左後側を上向していきます。
そして、胸管は左頚部にきて、左頭部と左頚部からのリンパを集めた左頚リンパ本幹と左上肢と乳腺からのリンパを集めた左鎖骨下リンパ本幹と合流します。
この合流したリンパ管は、胸管として左内頚静脈と左鎖骨下静脈の合流点(静脈角)から静脈へと注ぎます。


わかりました?


右上肢からのリンパは、右鎖骨下リンパ本幹に、右頭部と右頚部のリンパは右頚リンパ本幹 に集まってきます。
この両リンパ本幹は合流して右リンパ本幹(右胸管ともいう)となって
右内頚静脈と右鎖骨下静脈の合流点(右静脈角)から静脈へと注ぎます。
 

教科書的に経路を並べると、こういう感じになっているんです。
ややこしいですね。
入力していて嫌になりましたね、ホント。


ここで注目して欲しいのは、両下肢、骨盤や腸などの内蔵、左上肢、左頭頚部は、左側にある胸管というところに集まるということ。
右上肢と右頭頚部のみが、右側のリンパ本幹に集まるということ。

明かに左に偏重した循環スタイルなんですよね。
右側のリンパ管は、右腕・右頭・右胸の辺りだけが守備範囲で、それ以外の全ては左側のリンパ管がまとめて面倒を見ているんです。

つまり、両脚もおなかも左胸・左頭も腹部内臓からも、全て左側を通っているリンパ管に集合して、左側の鎖骨の下の静脈に入り込むようになっているのです。

ご自宅などで、むくみの解消のために、リンパマッサージをするときなどは、この様なリンパの流れる位置や方向を理解して行うだけでも、効果が違ってくると思いますよ。
くれぐれも無理だけはしないように、ですよ。


それから、脂肪は腸から吸収された後、リンパ管を通じて一旦乳糜槽(にゅうびそう)に集まって、さらに胸管を通して静脈に吸収されますから、「ダイエットをしたい」、「コレステロールが・・・」と言う方にとっても、リンパの循環を良くすることは、非常に効果的なんですよ。



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健康あれこれ | 14:14:44 | Trackback(2) | Comments(1)
コメント
にゅうびそうを調べていました。
にゅうびそうでgoogle検索しました。
老人保健施設で
高齢者の浮腫の問題で困っています。

情報ありがとうございました。
2007-06-05 火 06:39:52 | URL | 大熊正喜 [編集]
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リンパマッサージ
はじめまして、記事を拝見しました。よろしければ、リンパマッサージのリンク集に登録して頂けませんでしょうか?トラックバックで登録できます。よろしく、お願いします。 2006-11-02 Thu 01:04:26 | @時代の言葉 口コミ情報
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