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たんぽぽ隊長による健康探検ブログ

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急性腰痛になったら
腰などが急に強い痛みに襲われ、動かさないように安静にしていると、かえって痛みが強くなったりした経験はありませんか。
そして、症状がしつこく長引いてしまった経験はありませんか。

過保護すぎるほどの安静は、痛みを強くしたり、長引かせたりもします。
動かさないと症状が悪化し、長引いてしまうその理由は・・・

これは、背骨などの関節のゆがみ、つまり関節制限によって引き起こされる現象で、「侵害刺激の入力の増大と、圧・動き刺激の入力の減少」と解釈されています。

発生した痛みの原因が、損傷からくる物理的な痛み、それに伴う炎症からくる化学的な痛みなど何であれ、これらはすべて「侵害刺激の入力の増大」をもたらします。

どんな原因であれ、ある痛みが発生すると、患部の筋肉の緊張は増します。
これによって筋肉由来の痛みも加わります。筋肉が緊張を増すと、血流も低下します。すると虚血性の疼痛が生じます。
こうして痛みは二重三重に増幅します。
血流の低下が進むと、患部の治りも悪くなり、筋緊張も持続します。
この結果、「痛みの悪循環」は引き起こされ、痛みの増大と慢性化が始まり、「侵害刺激の入力の増大」に拍車がかかるのです。

痛みをきっかけにした「侵害刺激の入力の増大」は、痛みの増大にとどまらず、いわゆる不定愁訴にまで発展していくんですね。
最初はちょっとした「痛み」であっても、残しておくとどこまでも発展してしまうので、早期の痛みの解消が重要ということにもつながっていくんです。

しかし、
「どこかを傷めてしまった」
これ自体は不可抗力的なものもあるでしょうから、そこで生じる「痛み」そのものはある程度は仕様がない部分もあるんですが、問題はその次なんです。

加齢に伴って、あるいは運動不足によって、人の身体は柔軟性を失っていきます。
柔軟性を失った身体は、ちょっとの拍子で傷めやすくなります。
すると痛みが生じます。
痛むと動きたくなくなるので、動かさないようになります。
結果、受傷部位付近の背骨や骨盤の関節が不動化します。
するとその周囲の筋群が、緊張を増したり、短縮したりなどといった状態に陥り、これがまた関節の不動化に拍車をかけます。
こうして「動かさない」から「動かない」へと進行していきます。

このような関節の不動化は、その周囲付近の組織からの圧・動き刺激の入力の減少をもたらすと考えられています。

すると、困るんです。

通常は、身体のあちらこちらでおこる「痛み」の感覚に対して、脊髄レベルでそれを適切な「圧・動き刺激の入力」によって抑制し、必要以上の「痛み」を脳では感覚しないで済むよう作用しています。
これが関節の不動化が起こることによって、抑制が効かなくなり、「痛み情報」の入力は増すばかりとなります。
ただでさえ侵害刺激が増しているところへもってきて、それを抑える役目を担う圧・動き刺激が入ってこないのでは、身体情報としては過剰なほど「痛み感覚」は脳へ入力されていきます。

見る見るうちに悪循環。

このように急性の腰痛を考えると、睡眠後に症状の悪化を引き起こしたり、安静にしてすごした後の動き出し(トイレに行くために身体を起こす、体勢を変える・・・など)といった際の困難さは、十分に理解することが出来ますね。
動かさないことで、症状は強く、長引いていくんですから。


身体を正常に機能させるには、関節がきちんと動いて、「圧・動き刺激の入力」が適切に行えているかが鍵になります。
不動化された関節があっては、あまりよろしくないのです。

痛みの結果として動かさなくなる、日ごろの運動不足で身体が固くなる・・・など「動かさない」、「動かない」といった状態は症状の長期化、慢性化や様々な不定愁訴の出現などの要因となりうるものですから、注意したいものですね。

過剰な侵害刺激と、過少な圧・動き刺激。

この悪循環で痛みは増すし、筋肉は緊張しまくるし、うまく動けなくて日常生活に支障をきたす、おまけにワケのわかんない不定愁訴まで招くなどなど、どうしようもなくなってくるんです。

これが私達がいうところの「関節のゆがみ」がもたらす不調・症状の本質なのです。
この悪循環を背骨などの関節を調整すると、不調がよくなっていくのもうなずけますよね。


繰り返しになりますが、急性の腰痛に襲われてしまった時に、どういう対応が望ましいかというと、無理をせず「動かすこと」なんですよね。
言い換えると「圧・動き刺激の入力 」を適時、行うこと。

このとき注意したいのが、痛いのを無理して行うことは絶対に避けるということ。
微小であれ、損傷の可能性があるので、それを無理して動かすことで、悪化させることは本末転倒ですから。

動かす方向は、痛みを感じない方向。
それも痛みを感じない動きの範囲で。
腰を曲げると痛くて、ねじることが大丈夫なら、痛みを感じない範囲でねじる。
そうすることで、その脊髄レベルへの「圧・動き刺激の入力 」がなされ、痛みの抑制にもつながります。

動きの方向は、アバウトでOK。少し反らし加減で、左に倒しながら右にねじる・・・なんていう動かし方でもいいんです、この場合。
「痛くない限りあらゆる方向」というのが、ポイントなのです。

そうすることで、痛みの抑制も起こるし、関節の不動化に伴うさまざまな悪循環もストップさせられます。
動かさない間に圧・動き刺激の入力減少がより顕著になって症状が進行するのです。

痛みを感じない範囲で、あるいは痛くない方向には積極的に動かす、これがポイントです。


・・注意・・
 もし、あらゆる姿勢において、それは立っていても、座っていても、横向き寝、仰向け寝、うつ伏せなど、安静にしている状態であっても、ズキズキとした痛みを変わらずに感じていたり、動かせる方向が全くないという場合には、内蔵疾患からの痛みであることもありますので、その時は至急、専門医へ。

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痛み | 00:14:51 | Trackback(0) | Comments(0)
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